『思い出のバニースーツ』
クリスティナ「うわぁ〜コレ懐かしぃ〜!」
クリスティナ「私がまだキャノンガールだった頃、トリトンから貰ったんだよね。まだ入るかしら…?」
ジーーーッ…カッ!カッ!!
クリスティナ「あ…。あれれ!?上がらないッ…!
もう、ちょっ、とッ!」
つるん♪
クリスティナ「ッ!」
“きゃあぁぁ!!”
“ドタンッッ!!!ガシャガシャガラガラッ!!!!”
ガチャッ!♪
ドタバタ。
ボーグナイン「ダ、大丈夫かッ?!」
クリスティナ「……ッ!!みッ」
ボーグナイン「バニ…?」
クリスティナ「見んなァァア〜ッばか!!!」
ドバパババババカーーンッ!!
チャンドラー「お前ら、なにサボってんだッ!って、クリスティナそれ。」
クリスティナ「…。うぅ、昔貰った服をね、、」
チャンドラー「おう、懐かしぃのぉ。確かそれ、トリトンがプレゼントしたものだろう?」
クリスティナ「そッ…そうだった?かも…?」
チャンドラー「トリトンはお前を入団当初から気に入っていての。その服をプレゼントしたんだったな。」
クリスティナ「最初は、ただの変態オーラむんむんオジサンかと思ったわよッ。」
チャンドラー「ガハハハハハッ!!それもそうじゃなッ!今では防衛で一線張っとる。抜きに出る者も居ないくらい奴は出世したな。」
クリスティナ「防衛…か。」
チャンドラー「なに、心配する事はない。クリスティナだって、火力さえ磨けばきっとアリーナで輝ける。」
ボーグナイン「じ、自分もいつか一戦級で活躍できるでしょかッ!!?」
チャンドラー「お、居たんか、ボーグナイン。お主もきっと活躍出来る。」
ボーグナイン「ありがとうございます船長。」
チャンドラー「さ、夕飯の支度をしよう。手伝ってくれるかボーグナイン!」
ボーグナイン「もちろんです。この剣でッ!」
チャンドラー「クリスティナも遅れずにな。」
バタン♪
……。
…。
輝ける場所を探して入団したはずなのに。
私…、まだ、あんたとバカやってたかったわよ。
トリトン。
いつか、この服を着て、
貴方と同じ舞台に立てるように、
私は今日も、生きてるよ。
END