マナーズォーンキング

マナーズォー とは

開発 Com2uS ( カムツス )
プラットフォーム Android / iPhone
発売日 2014年4月14日
ジャンル ロールプレイングゲーム
対象 15歳以上のユーザー

「サマナーズウォー」は韓国に本社を置くモバイルゲーム開発会社「Com2uS(カムツス)」が開発・運営をしている Android/iPhone用ゲーム。2014年4月17日にサービスが開始され「2014年大韓民国ゲーム大賞」で優秀賞と技術創作賞(企画/シナリオ部門)の二部門で受賞している。

ゲームシステムは一般的なソーシャルゲームで採用されている要素が多く、課金で強力なモンスターを召喚できる可能性がある(いわゆるガチャが登場する)点も同様である。

登場するモンスターは3頭身にデフォルメされたかわいらしいキャラクターで性別・国籍・年齢層を問わず幅広い人気があり、 ゲームではその3Dグラフィックスが特に評価されているが、最大の特徴はその見た目に反して難易度が非常に高い事である。

しかしながら、単純に課金要素だけではないゲームバランスと、後年に追加された新規ユーザーへ配慮された救済要素も非常に多く、初心者から中・上級者まで同じように遊ぶことができる。

「サマナーズウォー」は国際的にも人気があり評価も高く、日本語版だけでなく各言語により別々なタイトル画面が存在する。ここでは一部を紹介する。

タイトル画面の左側には、左奥から アイリーン(風フェアリー)風キメラミハエル(光シルフィード)火ヴァンパイアベラデオン(光イヌガミ) が並び、画面の右側には、右奥から ザイロス(火ドラゴン)ララ(火ハウル)ハン(闇忍者)ダゴル(風ベアマン)風ヴァルキリールーカン(風サラマンダー)光サキュバス が並ぶ。

サマナーズウォー英語版のタイトル画面
英語版タイトル。とても格好良い。
サマナーズウォー中国語版のタイトル画面
やはり格好良い本家の韓国語版タイトル。
サマナーズウォー韓国語版のタイトル画面
味があって格好良い中国語版タイトル。
サマナーズウォー日本語版のタイトル画面
日本語版タイトル。「ウォー」が大きい。

2017年6月に行われたサマナーズウォー3周年記念イベント後は、ストーリーを進めて「異界への道」に到達すると下画像のようにタイトル画面が変化する。 タイトル画面の左側には、 左奥に 異界レイドのワールドボス 、 画面の1時方向から時計回りに、 スルトエラドリエルアーマンエルーシャアリアアドリアンベラデオンダリオンジュン と並ぶ

サマナーズウォー英語版のタイトル画面
英語版タイトル。
サマナーズウォー中国語版のタイトル画面
韓国語版タイトル。
サマナーズウォー韓国語版のタイトル画面
中国語版タイトル。
サマナーズウォー日本語版のタイトル画面
日本語版タイトル。「ウォー」の主張が強い。

2019年6月に行われたサマナーズウォー5周年記念イベント後は下画像のようにタイトル画面が変化する。 タイトル画面の左側には、 左奥から エルヴィンアルタミエルディアスジャンヌフルングニル、 右奥から、 カミララグマロンヴェルデハイルバナードヴェラモスが並ぶ。

サマナーズウォー英語版のタイトル画面
英語版タイトル。
サマナーズウォー中国語版のタイトル画面
韓国語版タイトル。
サマナーズウォー韓国語版のタイトル画面
中国語版タイトル。
サマナーズウォー日本語版のタイトル画面
日本語版タイトル。「ウォー」がしゃくれ。

2023年6月30日に行われたサマナーズウォー9周年大型アップデート『Reloaded』後は下画像のようにタイトル画面が変化する。 タイトル画面の左側には、 左奥から ラカンアルタミエルマーシャヴェルデハイルナナ、 右奥から、 カミララピス が並ぶ。

サマナーズウォー英語版のタイトル画面
英語版タイトル。
サマナーズウォー中国語版のタイトル画面
韓国語版タイトル。
サマナーズウォー韓国語版のタイトル画面
中国語版タイトル。
サマナーズウォー日本語版のタイトル画面
日本語版タイトル。「ウォー」に9周年の貫禄がある。

日本国内外でのサービス展開とテレビCM

シュールな日本版CM

日本でも放映された国際的に共通なCM

リアルなアメリカ版CM

ガチムチな韓国版CM

サマナーズウォーは各言語版のタイトル画面が示すとおり 全6カ国のサーバ(日本、韓国、グローバル、ヨーロッパ、アジア、中国)が稼働中で、サービス開始から、 9年が経った今でも開発陣の強い意向により、ゲームバランスを崩壊させず完成度を高める継続的なアップデートがあり、今もなお、 9年経ったとは思えない高い人気を誇っている。

また、サマナーズウォー日本版を管轄するCom2uS Japanは定期的に日本国内の地上波テレビ局用にCMを作成、配信している。 その内容は一部ゲーム内容を紹介しているものもあるが、ゲーム内容とは関係ないシュールな内容の事もある。

ちなみにアメリカ版CMはリアル志向となっており、韓国版のCMはガチムチ化する傾向があり広告を行う国によってCM内容が大きく異なっている。

これからのマナーズォー

開発者:정민영(Minyoung Jung - ジョン・ミンヨン)氏へのインタビュー

サマナーズウォーを開発した정민영(Minyoung Jung - ジョン・ミンヨン)氏は「幼いころから日本製のRPGが好きで『イース』や『創世記伝』『ペルソナ女神転生』などのゲームを遊んできた」とし、 「この時に積んだ世界観やキャラクターそして構成などの古典的なRPG感性が『サマナーズウォー』に溶けこんでいる」と語っている。

サマナーズウォーの独特の難易度システムに関して、 ジョン氏は「最近、モバイルゲームはより多くのユーザーを引き寄せるために難易度をかなり下げて、ゲームアイテムを頻繁に報酬として支給する」とし、 「初期には容易にゲームに慣れることができるが、最終的には低すぎる難易度によってユーザはすぐにゲームにうんざりする」と語っている。 また、 「ユーザーのロイヤリティを考慮して、ゲーム自体を覆す大変革よりも、段階的にゲームの完成度を高める更新を着実に行う計画だ」とも語っている。 (出典)

また、別のインタビューにて、 ジョン氏は「10年、20年経っても記憶に残る名作ゲームがある。でも、そのゲームを10年後の今やってみると色々と不満な点が出てくるはずだ」と笑って、「10年後のサマナーズウォーはその不満を克服していてユーザーに愛されるゲームに挙げられてほしい」と述べている。 (出典)

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