マナーズォーンキング

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激変したお寝坊さんの日常


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4 回答

私はオカルト。毎日をだらだらと過ごしたいお年頃。いつもの様にに4度寝へと瞼を閉じる。その時扉がトントンとノックされる。
「お嬢様。起こしに参りました。」
「……。」
「失礼致します。」
返事をしてないのに入ってくる。
「セバス。私は寝てるわ。」
「ええ。4度寝しようとしていたこと、存じております。」
ぐぬぬ。何も言い返せない。言い返せない私はお気に入りのぬいぐるみへ顔を埋めて唸り声を出す。有能すぎるのも考えものだ。私の睡眠が脅かされてしまう。渋々起き上がった私は、テディベアのぬいぐるみを持って朝食を食べにセバスを追う様にリビングルームへと向かう。
「お母様とお父様は?」
「父君は領地の視察へ。母君は御婦人とのお茶会へ出掛けました。」
「そう。わかったわ。」
少し寂しいけど仕方ない。昼過ぎまで寝ていた私が悪いのだ。少し冷めた朝食をお腹に入れて惰眠を貪る為に自分の部屋へと向かう。

自分の部屋へ戻った私はふかふかのベットへダイブしようとする。質のいいベットは心地よい反発感を与えてくれ、私はダイブするのが癖になっている。ダイブしようとした間際、私を囲む様に足下へ幾何学な陣が現れた。見たことも無いその幾何学な陣に嫌な雰囲気を感じて私の身は硬直してしまう。無意識にお母様からのプレゼントのテディベアを抱きしめる。その幾何学な陣は光で周りを染め上げ瞬く間に私を誘った。この出来事が私の日常を激変させた。

光が収まって目を開けると見たこともない景色が広がった。目前には気の強そうな目をしたブラウンの長く綺麗な髪をした女性がローブを纏って立っていた。そして周りは奇っ怪な生物で溢れていた。目を開けたら知らない場所。知らない風景。知らない人物。何が起きているのか分からないくて頭が混乱している。それなのに目前に立つ女性は何故か嬉しい様で雄叫びを上げてガッツポーズをしている。怖い。身が竦む感覚に囚われる。そんな時、私の腕の中にいるテディベアが私の頬を慰めるように優しく撫でてくる。テディベアを落としそうになる程驚いた。でもお母様の贈り物だったテディベアが撫でてくれるのを見て少しだけ落ち着くことが出来た。


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ごめん
で?


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あれから興奮の収まった目前の人物に自己紹介された。
「わたしは召喚士のシルビア。あなたを勝手に呼んでごめんなさい。」
「私はオカルト。」
初めの印象とは打って変わって礼儀の正しい女性だった。それにしても召喚士とはなんだろうか。
「召喚士って何?」
「んー。召喚士は別次元から生物を召喚する人、かな。」
「それで私も呼ばれたの?」
「そうそう。」
「それで私は元の世界へ帰れるの?」
そう聞くとシルビアは少し言い淀む。
「…あそこにある次元門から元の世界へ帰れるわ。ただ私の召喚者としてになるけど。」
「そう。それで元の世界へ帰るデメリットはある?」
「この世界に来る時にオカルトの能力が固定化されてしまったから、元の世界での能力は一時的に封印されて3種類の能力しか使えなくなるわ。」
「それだけなら良かった。」
何故なら元々私の魔法は弱いから。魔法の才能がないからと魔法士になる事を諦め、将来の為の教養と礼儀作法が主になったのだ。そう考えているとシルビアが手元に本を召喚し、能力について話してくれた。

「オカルトの能力はテディの加護と騎士テディの行軍と少女の祈りみたいよ。」
セルビアはこの3つの能力があるというが、なんだか天国みたいな能力があった気がする。そんな思考が漏れていたのか、隣で手を繋いでるテディがにぎにぎと手を動かしてくる。可愛い。
「それでどんな効果なの?」
「まず最初のテディ加護。これは味方の防御力と攻撃力を上昇させる能力。士気能力みたいな物ね。今のところどれくらいの効果が出るかはわからないわ。」
「なるほど。理解した。」
2番目の能力が気になって気持ちが逸る。
「次に少女の祈りね。」
いやなんでよ。順番的にテディの行軍じゃない。そっちの方が気になるからそっちを先に説明してちょうだいよ。…まぁいいわ。
「少女の祈りはオカルト自身の祈りを通じて味方を治癒させる能力。想いの丈で治癒効果が変わるらしいわ」
これはテディへの愛が試されているということかしら。そんな私はテディを一瞥する。私のことを見ていたのかテディと目が合う。するとテディは「どうしたの?」と言うようにコテンと首を傾げる。…いま私世界滅ぼせそう。
「最後に騎士テディの行軍ね。」
シルビアのその言葉にやむを得ずテディから視線を移す。
「この能力はオカルトがテディへとマナを渡すことで発動する能力らしいわ。まずマナをテディへと経由させるのだけど、その過程でテディが巨大化するらしいの」
なんと。この愛らしいテディがビックに…!想像するだけで可愛いわ。可愛いすぎて私のテディを奪う者が現れるかもしれないわね。
「それで?」
そう言って続きを促す。
「オカルトのマナで巨大化したテディは指揮の能力を得て、余剰のマナで配下を生み出すわ。」
「最大どの程度生み出せるとかは書いてない?」
「んーと。あ、最大200体らしいわよ。どの程度マナを持ってかれるかは分からないけれど。」
「わかった。それだけ分かれば充分。」
今からでも試したい所だけど、今はシルビアの話を聞く必要があるし元の世界へと帰らないといけない。明日にでも試せればいいな。


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主はニートってことは分かった


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